期間工(期間従業員)は大量募集をすることが多いため、「誰でも受かるのでは?」と安易に考えている人がいます。
とはいえ、実際には履歴書による書類選考が行われており、いい加減な書き方をしている人は選考をパスできません。
では、履歴書へ記入する際にはどんな点に注意したら良いのか、という点について考えてみましょう。
期間従業員の履歴書の書き方 ポイント
自己PRが大事
自己PRは体力に関して分かりやすく記載しよう
住所や学歴などの個人情報については、「空欄になっていないかどうか」がポイントとなります。
もし空欄がある場合、「物事をきちんとチェックできない人」として見られてしまう可能性があるので注意が必要です。
とはいえ、採用担当者が履歴書にある記載内容の中で特に重要視するのは「自己PRの内容」です。
この部分が空欄になっていると、「意欲的でない」という印象を与えてしまい、書類選考の段階で落とされてしまうリスクが高くなります。ですから、分かりやすい表現を使って自分の良さをアピールする、というのが望ましいでしょう。
(例文1)
「体力には自信があるので、それを活かすことができる職場で働きたいと考えています。」
(例文2)
「これまで体を動かす仕事に多く携わってきました。その経験を活かしたいと思います。」
志望動機は工場での作業が得意という点を明確に打ち出そう
期間工は基本的に工場のラインで作業することになります。ですから、志望動機の欄には「この人材はラインでの作業向きだな」と思ってもらえるような内容をさりげなく織り込んでいくのが望ましいでしょう。具体的にライン作業の経験がある人はそれを明記しておくのも効果的です。
(例文1)
「ルーチンワークやコツコツと働くスタイルが自分にあっているという実感があり、期間工の仕事へ応募しました。」
(例文2)
「生産ラインの勤務経験があり、自分の働き方にとてもマッチしていました。そのため御社でもやりがいを持って働くことができると期待しています。」